高血圧症の冬の過ごし方
冬は高血圧症の方には厳しい季節です。
特に心臓病・脳血管障害などの合併症を持っているヒトにとっては大変危険で、一昔前には「今年の冬を無事乗り越えられるかな・・」と心配したものです。
寒さによる血圧の上昇を防いで、暖かい春を迎えましょう。
冬は血圧が上がりやすくなります。
血圧が上がる理由は3つ!
(1) 寒さ!です。 寒くなると血管は縮んで細くなってしまいます。
冷たさが刺激になって、交感神経が活発に働いて血圧を上げるように血管を縮めます。
皮膚から体温を逃さないように、血管が縮みます。
実際に寒さで血圧が本当に上がるのか?・・・・簡単に確かめられます。
”寒冷昇圧試験” 血圧の検査で時に行われます。バケツに氷水を用意して片手だけ手首まで
氷水につけて、反対の腕で血圧を測定します。
普通の人は、氷水に入れた時から数秒で20〜30mmHg血圧が上がります。
(大変危険ですから、試してみないようにしてください!!)
(2) 運動不足 適度な運動が血圧を下げることは別のページでお話ししたとおりです。
寒くなるとどうしても暖かな家に閉じこもりやすく、それまで定期的にウォーキング等を行ってきた人も
止めてしまうことがあります。 冬はせっかくの運動習慣がとぎれる危険な季節なのです。
(3) 塩分摂取の増加
塩分が高血圧の大敵であることはご存じだと思います。
寒い冬は、味付けが塩辛くなり、塩分摂取量が多くなることが調査でわかっています。
食べ物の塩分が増える一方で、汗として体外に排出される塩分が減りますから、
冬は体内の塩分大変増えてしまいます。
予防法は: