妊娠時の甲状腺機能亢進症
甲状腺刺激自己抗体(TsAb)は甲状腺に働いて甲状腺機能亢進状態を引き起こします。
このTsAbは妊娠状態では母胎の胎盤を通過します。すると、母胎のTsAbは胎児の甲状腺にも働いて胎児の甲状腺機能亢進状態を引き起こしてしまいます。
治療に使われる、メルカゾル、プロパジルともに胎盤を通過するので、母胎とともに胎児の甲状腺の状態も正常に保つことができます。
重要なのは、薬が胎盤を通過することです。 どちらの薬も胎児に影響を与える可能性は少ないといわれているので、安心して使用することができると考えられます。